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融資枠の増大による資金調達方法【コミットメントライン】

2020-06-22

経営者にとって日々の資金繰りは会社を存続させるために最も重要な課題の1つです。日常の業務が正常に回り、売上が立ち利益が出ている際は、未来への投資等攻めの手を取れる時もあるかと思います。しかし、時には急な災害等の非常事態により守りの手を取ることが必要になることもあるかと思います。今回は急な売上低迷等により追加で資金が必要になった際に有効な資金調達の方法の1つ手であるコミットメントラインについて紹介したいと思います。

~概要・契約方法~

コミットメントラインとは、予め定めた期間および融資枠の範囲内において、企業が一定の条件を満たす限り、金融機関から企業の請求に基づき追加の融資を受けられる契約のことを言います。

契約の方法としては大きく2通りあります。

①バイラテラル方式(相対型):各金融機関と個別にコミットメントライン契約を締結する方法です。

②シンジケート方式(協調型):アレンジャー(幹事金融機関)を中心に、複数の金融機関と一つの契約書に基づき、同一条件でコミットメントライン契約を締結する方法です。"

~メリット~

コミットメントラインには大きく3つのメリットがあります。

①融資手続きの簡素化

資金を借入れるたびに新たな契約を結ぶ必要がなくなるため、融資手続きを簡素化することができます。

②流動性の確保

融資枠を設定することで、「必要な時」に「必要な資金」を「必要以上の時間をかけず」に調達することができます。
③精神的な余裕の確保

予め緊急時に備え、ある程度の金額を想定し資金調達に余裕を持たせることで、精神的に余裕を持つことができます。"

~注意点~

コミットメントラインの締結、利用の際には大きく2つの点を注意して意思決定をする必要があります。

①コミットメントラインを締結する際には、金融機関ごとに所定の審査がありため注意が必要です。
②コミットメントラインを利用する際には、金利とは別に追加の手数料が発生します。

非常事態等の発生により急に必要となる手元資金を確保するための方法としてコミットメントラインを紹介しました。

以上いかがでしょうか。
ピンチの時こそ経営者の腕、判断が問われます。資金調達において取れる選択肢を整理することは、ピンチの際のリスクを管理する有効な手段かと思います。

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